アンチエイジング– tag –
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レスベラトロールはサーチュイン遺伝子を活性化させるけど腸内細菌にも作用して太りにくくしている事が判明した件
現代では、高カロリーな食事や運動不足によって肥満が増加し、それに伴い糖尿病や心血管疾患などの生活習慣病も深刻な問題となっています。肥満の治療法には、食事制限や運動、薬物療法がありますが、副作用やリバウンドの問題があり、長期的に安全で効果... -
オメガ3脂肪酸が老化を若干遅らせるし、ビタミンDや運動と組み合わせるとより効果的という事が明らかになったよって話
題名の通りですが、オメガ3脂肪酸が遺伝子レベルで老化を抑制したよという論文が最近出ていたので紹介します。(R) 研究の背景 観察研究や小規模な試験では、ビタミンD、オメガ3脂肪酸、運動が生物学的老化を遅らせる可能性が示唆されていました。しかし、... -
運動しても脂っぽい食生活していると体に悪いかもっていう話
まあ、題名の通りなんですが、高脂肪食をしていると運動をしていても心機能に悪影響があるかもというラットの段階ですが論文があったので紹介します。(R) ラットも人間も老化するプロセスに大きな違いはないのでラット研究だからとは安易に言えません。そ... -
一部のコレステロール低下薬が肝臓がんリスクを低下させる可能性がある件
肝臓がん(特に原発性肝がん)は、世界で6番目に多いがんであり、がん死亡原因の中で3位を占める深刻な疾患です。その主なリスク因子には、B型およびC型肝炎ウイルス(HBV/HCV)感染、過度な飲酒、喫煙、非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)、肥満、糖尿病... -
老化を抑える物資はあるのか?現時点で有力視されている医薬品や化合物をまとめてみた
今回は現時点でどのような医薬品や化合物が有力視されているのかをまとめた意見記事があったので見ていきたいと思います。(R) 意見論文は、専門的なテーマについて著者の考えや意見を述べる形式の論文です。単なる主張や感想ではなく、既に発表されている... -
老化の波は44歳と60歳に訪れる : 老化に伴う分子レベルの変化とその対策
老化は徐々に進むのではなくて、段階的に急に進む時期があるという興味深い論文がありました。(R) 日本でも様々なメディアで取り上げられていたので知っている方も多いと思います。詳しく見ていきましょう。 実験概要 この研究では、老化に伴う分子レベル... -
メトホルミンの効果を最大化する方法 : 投与タイミングの重要性
今回、メトホルミンの摂取タイミングでメトホルミンの効果が変化するよという論文がありました。(R) メトホルミンを様々な理由で飲んでいる人が大勢いると思います。私自身もAMPK活性化目的で飲んでいるので気になるところ。さて、見ていきましょう。 研究... -
SGLT2阻害薬が老化細胞除去するけどメトホルミンでも良さそうという話
SGLT2阻害薬とは 少し前にSGLT2阻害薬が老化細胞を除去するというニュースが日本で盛り上がっていました。今回はnature aging というnature の関連誌に発表された論文を見ていきましょう。(R) SGLT2阻害薬とは、糖尿病治療薬の一つで、腎臓での糖再吸収を... -
ラパマイシンがアンチエイジングや病気の予防に使えるのか現時点で分かっている事まとめてみた
ラパマイシンとは ラパマイシンはメトホルミンと共に抗老化界隈で盛り上がる医薬品ですが、現時点で判明している事をまとめた論文がありました。(R) いやあ、ありがたいですね。 実験概要 ラパマイシンは1960年代にイースター島の土壌から発見された化合物... -
老化を抑える薬はあるのか? 医学論文が示す4つの答え
Nature、Scienceとともに世界三大科学誌に数えられており、ライフサイエンス分野における世界最高峰の学術雑誌であるCellから老化に対してアプローチ出来て尚且つ若返りのプロセスが明確になっている論文がありました。(R) こちらは、過去に行われたアンチ... -
メトホルミンがアンチエイジングや病気の予防に使えるのか現時点で分かっている事まとめてみた
メトホルミンとは メトホルミンは、2型糖尿病の治療に広く使用されるビグアナイド系の経口血糖降下薬です。日本だと糖尿病と診断されると1番始めに処方される医薬品ですね。 メトホルミンの起源は古く、中世ヨーロッパにまで遡ります。当時、ガレガ(フレ... -
メタボリックドミノから老化について考えてみる
メタボリックドミノとは あなたはメタボリックドミノという言葉を知っていますか?唐突ですがほとんどの人はメタボリックシンドロームしか聞いた事がないと思います。ということでメタボリックドミノについての医学論文をいくつかまとめてみました。(R)(R)...
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